桃

もうすぐひな祭りですね^^
寒さも一段落して、お花屋さんには春の花がたくさんの時期になりました。

ひな祭りが近いので、桃のお花を飾る機会もあると思います。
そこで、桃のお花の水揚げ方法をご紹介致します。


桃のつぼみが枯れるのはなぜ?

桃の時期によく聞かれる事なんですが
「桃のつぼみの沢山ついてる枝を買ってきても、咲かずにつぼみが枯れる」と。

実は、桃は本当の満開時期は3月終わりから4月頃の 充分暖かくなってからなのですね、

ですが、桃の節句に合わせて出荷がされるため

本来、まだ固いつぼみを、室に入れて蒸して開花期を進めています。

言えば、桃を騙して咲かせますので そのまま騙し通せば綺麗に開いてくれますが
ご家庭で飾られる段階で、また寒風に戻ってしまうと 咲けずに落ちてしまいます。

買ってくる時のポイント

そこで、まず、お店から桃の花を買ってくる時のポイントとして

  • 寒風や暖房の風にさらされていないもの。
  • 花びらが乾燥してひからびていないもの
  • つぼみが黒ずんでいないもの
  • 適度な湿り気のあるもの を、選んでください。
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あ、ちょっとした刺激でポロポロとつぼみも落ちますので、丁寧に扱ってくださいね。

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水揚げ方法

ひな祭り

そして水揚げですが、水切りをしたら 新聞紙でお花の上のほう3分の2をくるみ (足元を出す)切り花を長く楽しむ〜その1〜の「切り口を焼く」 方法で根元を焼いて下さい。すぐに水に戻したら、新聞紙ごと霧吹きをして深水します。

ぷっくりとした発色のよいつぼみであれば 乾燥を避けて適度な温度、湿度であれば、綺麗に咲いてれますので 菜の花と一緒にぜひ飾って楽しんで下さい。


この記事を書いた人

これまで30年以上お花屋をやっておりましたが、10年前に閉店し今は第二の人生を謳歌中。これまで培ってきた経験からお花に関する情報を掲載しています。写真を撮ったり、WEBサイトを制作したりするのが大好きです。

フラワー装飾一級技能士
Photoshop・Illustrator・Webクリエイター 各エキスパート1級
介護福祉士

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