プリザーブドフラワーとは

ダミー画像

プリザーブドフラワーとは、最新の保存加工技術(人体には無害な有機溶剤にて脱水、脱色したのち、保存液を用いて水分とし、染色後乾燥する)により、
お花の色合い、形、柔らかさを永年保つことのできる新しいタイプのお花です。ドライフラワーのようなパサパサ感がなく、しっとりと柔らかく仕上がります。
色は、染色していますので自然界にない色合を楽しむ事もでき、(プリザーブドブルーローズなど)
軽くて、扱いやすいのが特徴です。
お誕生日やお祝い、お見舞いなどの幅広い用途のフラワーギフトとして注目されています。
フラワーアレンジメントや花束、ブライダルブーケなどの人気も高まっています。

プリザーブドフラワーの作り方

現在、流通している形態には2パターンがあります。
一つは、フランスのヴェルモント社(Vermont)などプリザーブドフラワーメーカーがプリザーブド加工して販売しているものと製作溶液を用いて、生花から独自に作る方法です

プリザーブドフラワーメーカー

その他、沢山のメーカーが製作販売をしております。

プリザーブドフラワーを自作

もう一つは自作する方法。プリザーブド製作過程は

  • 1.脱水・脱色
  • 2.着色
  • 3.乾燥

となりますが、現在出まわっているプリザーブドフラワー溶液には、この1と2の工程をそれぞれ分けて処理する溶液と、
一液で処理する溶液とがあります。(燃料用アルコールやグリセリンなどを使い、溶液自体も自作する事が可能なようですが、当店では液の自作はやった事がありません)

ただし、生花の状態や、加工時の湿度、温度などにもかなり影響を受けますので、メーカー加工品と比べると、なかなか、綺麗に仕上がらない場合があります。私自身の感想としては
ご自分で楽しまれる程度には、色んなお花で挑戦されるのも楽しいかと思います。

正式名称

プリザーブドフラワーを間違った呼び名で覚えられている方が多いですが、よく間違われるのは「ブリザードフラワー」で、暴風雪のイメージからか、
凍らせたお花だと思われる方が多いのです。ブリザードフラワー(Blizzard)ではなく、(preserve…保存する、維持する、)意味のプリザーブド(preserved)になります^^

プリザーブドフラワーの歴史

ブリザードフラワーの歴史はまだまだ浅く、
70年代の終わり頃から研究されていたプリザーブドフラワー(フランスのヴェルモント社とブリュッセル大学、ベルリン大学が共同で研究開発)が長年の開発研究を経て、1987年に世界最初のプリザーブドフラワーとして発表され、ついには1991年に、ヴェルモント社がバラのプリザーブドフラワーを発表してからはヨーロッパを中心に広がりをみせ、1993年には日本に紹介されます
1997年頃から、知名度も高まってきました、(当店もこの頃に扱いを開始しました。)
今では、国内外の様々なメーカーが参入し、お花の種類も、品質も向上してきており
さらなる広がりを見せています。

プリザーブドフラワーの長所と短所

プリザーブドフラワーの長所

  • 生花のような水遣りの必要がなく、手入れなどの手間がかからない
  • 水のことを考えなくてよいのでいろいろなデザインができる
  • 花粉や匂いがないのでお見舞いに最適。食卓の上でも匂いがじゃましない。
  • 事前に用意する事が可能(ブーケなどは本番と前撮りとで使うことができる)
  • 生花のような大量のゴミがでない
  • 自然界にない色の表現ができる
  • 花アレルギー(かぶれ、湿疹など)がない
  • しおれたり、茶色く朽ち果てたりすることがない
  • ある程度価格が一定しているので、需要による急激な値段の変動がない

プリザーブドフラワーの短所

  • 枯れないと言う付加価値から、単価が高い
  • ホコリや湿度に弱い
  • 直射日光など、紫外線によって褪色する
  • 花びらのひび割れや裂けがでる
  • 季節感がない
  • 生花と比べてお花の種類がまだまだ少ない
  • 微妙な色の変化がつけにくい
  • 色移りしやすい
  • ほとんどが花首だけの入荷なので、茎を活かしたデザインができずらい


プリザーブドフラワーご購入の際のアドバイス

(1)色合いについて
プリザーブドフラワーはいくら長い間枯れないとは言いましても、
日本は湿度も高く直射日光などが当たればだんだんと褪色、劣化して行く事はいなめません。
「永遠に枯れない」などと言われてる所もありますが、決して永遠ではありません。
日本の気候を考えますと半年から2年程度と思っていただいた方がいいと思います。
(2)デザインについて
メーカーから輸入されてくる状態のプリザーブドフラワーは花くびだけの状態です。
そこにワイヤリングを施し茎を作る作業やお花の形成をしてアレンジします。
生花のような長い茎を生かしたデザインは自然さが出ない為に似合わないですし
ブーケなどはどうじても花丈の短いデザインになりますが
少ない花数でも存在感のあるデザインや可愛いデザインが得意です。
(3)保存について
しつこいようですが(笑)
日本の風土は湿度が高く、(梅雨時や外気と室温の差が激しい時期に出る結露など湿気が多い時期)
プリザーブドフラワーにとってはイヤな時期が多い国と言えますので、
出来るだけケースなどでの保管をお薦め致します。
ほこりよけにもなりますし、お花が長持ち致します。
(4)プリザーブドフラワーアレンジの価格について
よく、「プリザーブドフラワーのアレンジっていくらしますか?」とお尋ねされる事があります。
一概にいくらと明確にお答えできないので申し訳ないのですが
今市場に出回ってますプリザーブドフラワーは
大手メーカーのものや個々のお店で加工したもの、
メーカーものでもLL~SSまでのサイズがあり、
メインのお花がどのメーカーの何サイズのお花が何輪入っているか、
また他の花の入り具合や器によっても本当に価格は様々だと思います。
何気なく見えているデザインでもとても手間が掛かっている場合もありますので
もしもお気に入りのプリザーブドフラワーが見つかった場合に
「高いな!」と感じられる事があるかもしれませんが、
生花と比べると断然長く楽しめる事や
そこに大変な手間が入っている事などを少し頭に置いていただき
適正価格かどうかを判断していただけましたらと思います。

サブコンテンツ